四国で出張買取を手がける事業者が、LocaLinkのInstagram支援を通じて、SNS経由の予約が月1件あればいい方という状態から、月30件まで増えました。かけている広告費は月2万円ほどです。支援前からInstagramのアカウントは持っていて、投稿も続けていました。本記事では、そこから何を変えたのかをご紹介します。
店舗紹介
四国で不用品の回収と買取を手がける「買取業者」です。
- 四国を中心に、依頼を受けて自宅や事務所まで訪問し、不用品をまとめて引き取る
- 一般家庭のほか、事務所の移転や閉鎖にともなう大量の引き取りにも対応する
- 引き取ったものを海外へ流すため、他社より費用を抑えられる
- 支援前からInstagramのアカウントを持ち、投稿も続けている
事務所を移転する、店をたたむ、実家を片付ける。そういったタイミングで、使わなくなった家具や家電がまとめて出てきます。1点ずつフリマアプリに出すのは手間がかかる。かといって処分するにも費用がかかる。今回ご依頼いただいた買取業者は、そうした場面で呼ばれる事業者です。
引き取ったものは、状態が良ければ海外へ渡ります。国内では使い道がなくなったものでも、まだ欲しい人がいる地域があるためです。処分するのではなく次の使い手に回す前提で成り立っているため、回収の費用も安く抑えられているのが特徴でした。
支援前の課題
- Instagramの投稿は続けていたのに、問い合わせにつながらない
- 家に上げてもらう仕事なのに、誰が来るのかが伝わらない
- 何をどこまで引き取ってもらえるのかが、依頼する側に分かりにくい
- 問い合わせの入り口が分かりにくく、公式LINEの友だちが1桁台から動かない
「頼みたい人はいるのに、頼んでいい相手かどうかを確かめる手段がない」という点です。集客はホームページからの検索と、知り合いを介した紹介が中心でした。SNSからの問い合わせは月に0件か1件。投稿を止めていたわけではなく、続けていたうえでの数字です。
これらはLocaLinkがご相談をいただくなかで、よく見かける状態です。発信していないのではなく、発信しているのに問い合わせにつながらない。原因は投稿の本数ではないところにあります。
実施施策:Instagramを軸とした3つの集客の柱
①プロフィールを整えて、問い合わせの入り口まで一本でつなげる
Instagramで最初に見られるのはプロフィールとハイライトです。
買取業者の場合、お客様が必要とする情報は「何を買い取ってもらえるのか」「実際に頼んだ人はどうだったのか」「この事業者は何者なのか」の3つに絞られます。
LocaLinkでは、「買取一覧」、「お客様の声」、そして「代表の想い」の3つをハイライトにそのまま置きました。代表がどんな考えで買取をやっているのかまで伝えている買取業者はほとんどいません。
依頼前に確認したいことがプロフィールの中で完結するため、電話口で一から説明する場面が減ります。またチラシにInstagramのQRコードを載せておけば、チラシを見て迷った方も人柄を確かめられる場所にもなります。
②代表がなぜ買取をやっているのかを、動画で話す
事業者の発信は、買い取れるものや実績など、できることの紹介に偏りがちです。しかし、依頼する側が知りたいのはそこではありません。この人を家に上げて大丈夫かそうか。信頼できる相手かどうか。ホームページやチラシの写真と文字だけでは、そこが判断できません。
LocaLinkでは、代表がなぜ買取をやっているのかを自分の言葉で話す動画を作りました。値段で買い叩くようなことはしない、その気のない品物を無理に引き出すようなこともしない。やらないことを含めて口に出す内容です。
組織で動いている事業者であれば、一緒に働く方にも映ってもらいます。顔や想いが見えることで信頼を獲得することができます。
リールはフォロワー外へ拡散され、まだ事業者を知らない人の画面にも表示されます。買取を検討している方が「この人なら任せられそうだ」と判断できる材料が、依頼の前に手元に届く状態になりました。
③Meta広告で、回収に行ける範囲に住む人にだけ届ける
出張して引き取る仕事は、訪問できる距離に住んでいる方からの依頼でなければ成立しません。Meta広告は、半径⚪︎kmに住む人だけに届く配信ができます。地域を限って商売をしている業種とは、相性のよい機能です。
LocaLinkでは、訪問できる範囲に配信先を絞り、月2万円の予算でMeta広告を出しました。
依頼できる範囲の外に広告費が流れないため、少ない予算でも問い合わせにつながります。予定が埋まっている月は配信を止め、空きが出た月に回すという調整も可能です。
施策による効果

- SNSからの問い合わせが、月0〜1件から月30件前後に増加
- 公式LINEの友だちが、1桁台から100名超へ
- 引っ越しの多い2〜3月は、月初から月末まで予定が埋まる
- 回収した品物で倉庫が手狭になり、増設を検討する状態に
- 1人で回していた現場が2人体制に
現在は、新規の問い合わせのほとんどがInstagram経由になっています。ホームページからの検索や知り合いの紹介に頼っていた頃と比べ、依頼が入ってくる経路そのものが入れ替わりました。
狙っていなかった変化もありました。地域の注目企業として取り上げられ、そこでは認知が広がったのはSNSのおかげだとコメントしています。NHKからも連絡が入り、密着取材が行われました。
Instagramを売上のための場所としてだけ考えていると、こうした使われ方は視野に入りません。自分たちがどんな事業者なのか、どんな想いを持って活動しているのかを見える形にしておくと、Web上の名刺として働くことがあります。
本事例から学べる3つのポイント
①依頼前に知りたいことを、プロフィールにまとめる
いくら頑張って投稿を増やしても、プロフィールで疑問が残ったままだと連絡は来ません。何を頼めるのか、頼んだ人はどうだったのか、誰がやっているのか。お客様が欲しい情報を全てプロフィールを見ただけで分かる状態にしておくと、迷っている方が最後の一歩を踏み出せます。
②できることだけではなく、なぜやっているのかまで話す
できることの紹介は、同業と並べたときに差がつきません。この事例で効いたのは、代表が自分の考えを話した動画でした。やらないことまで口に出したことで、依頼する側の不安に正面から答える内容になっています。家に上がる仕事、体に触れる仕事、大切なものを預かる仕事では、ここがお客様の判断の分かれ目になります。
③広告は、対応できる範囲だけに絞って出す
訪問できない場所に広告が出ても、依頼にはつながりません。範囲を絞ると、月2万円の予算でも問い合わせが入ります。1度作った動画は何度でも広告に回せるため、予定が埋まっている月は止め、空きが出た月に配信するという使い方もできます。
最後に
今回の事例で、LocaLinkご支援したのは、Instagramのプロフィールに依頼前に知りたいことをまとめること、代表が自分の考えを話す動画を作ること、訪問できる範囲に広告を絞ることの3つです。特別なことはしていません。
同じことは、買取以外の業種にも当てはまります。ハウスクリーニング、エアコンや洗濯機の清掃、マンションの共用部の清掃、便利屋。地域の困りごとを引き受ける仕事は、どれも「知らない人を呼ぶ」ところから始まります。頼む側は、料金より先に、来る人がどんな人かを気にします。
こうした業種は、Instagramを動かしている同業がまだ少ない状態です。地域を限って届けられるMeta広告との相性もよく、先に始めた事業者ほど競合が少ないところで依頼を受けられます。
LocaLinkでは、全国100地域以上、総フォロワー210万人以上の地域インフルエンサーネットワークと、累計100店舗以上の支援実績をもとに、地域ビジネスに特化したInstagram集客支援を行っています。
本記事でご紹介した施策は、業種や地域を問わず、多くの店舗様で成果を生み出しています。
LocaLinkでは地域ごとの事情に合わせて、プロフィールの整備からリール制作、Meta広告の配信までを一貫してお手伝いしています。
新規オープン予定の店舗様、既存店舗の集客を見直したい店舗様向けに、LocaLinkでは『支援実績40選』という資料をご用意しています。本資料では、本記事で触れた施策による売上推移や、成功要因を具体的な数値とともに解説しています。
あなたの状況に近い事例も見つかると思いますので、今後の集客の指針としてぜひご活用ください。
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