愛媛県で地元産さつまいもを使った焼き芋事業『Viimo(美芋)』が、LocaLinkのInstagram支援を通じて、SNS未開設の状態から短期間で地域の名物として認知される事業に育ちました。本記事ではその過程をご紹介します。
店舗紹介:愛媛発の焼き芋ブランド「Viimo(美芋)」
『Viimo(美芋)』は、愛媛県で地元産のさつまいもを使い、蜜が滴るほどじっくりと焼き上げる焼き芋を販売するブランドです。
焼き窯から立ちのぼる蒸気、トレイの上に並ぶ艶やかな芋、手袋の上で割ると中からとろりとあふれる黄金色の蜜――商品そのものに「思わず写真に撮りたくなる」見た目の力があり、ひと口食べれば「ただの焼き芋」では片づけられない味わいです。
- 愛媛県産のさつまいもにこだわった素材選び
- 低温でじっくり焼き上げ、蜜があふれるねっとり食感を引き出す焼き方
- 「軽トラで売っている焼き芋」とは別物として打ち出す、地元発の名物ブランド
- 商品そのものの見た目を主役にした、Instagramと相性の良い世界観
支援前の課題:新規立ち上げ事業に共通する5つの悩み
- 商品は良いが、売り方がわからない――こだわりをどう伝えればいいか言葉にできない
- 焼き芋事業としての実績・知名度がゼロ――他店との違いを示す材料が一切ない
- SNSが未開設、フォロワーもゼロ――お店のことを伝える入り口が存在しない
- 「ただの焼き芋」になってしまうリスク――Viimoならではの特徴が埋もれてしまう不安
- 地方発の商品として、どう差別化すればいいかわからない――愛媛発を強みにする出し方が見えない
共通する課題は、「いいものはあるのに、広める術がない」点です。商品づくりに時間と労力をかけてきた事業者ほど、伝え方の部分が後回しになり、「良い商品なのに気づかれない」状態に陥りやすくなります。
実施施策:Instagramを軸とした3つの集客の柱
施策①ブランドコンセプト設計
最初に取りかかったのは、「Viimoとは何者か」を言葉にすることです。焼き芋というカテゴリーは全国どこにでもある分、方向性を言葉にしないまま発信を始めると、せっかくの投稿も「よくある焼き芋の写真」として埋もれてしまいます。
Viimoのオーナーへのヒアリングを重ね、「愛媛のために作った、愛媛産の焼き芋」というコンセプトに集約しました。コンセプトに込めた要素は次のとおりです。
- 素材を愛媛県産にこだわっていること
- 地元の名物として育てていきたい想い
- 蜜があふれるねっとり食感が他の焼き芋とは違うこと
- 「軽トラで売っている焼き芋」とは別物として打ち出すこと
このコンセプトをプロフィール文・ハイライト・投稿まで一貫させたことで、どの接点でもお客様に「これは愛媛の焼き芋」とひと目で伝わる状態になりました。
施策②Instagramのプロフィールと投稿を整える
コンセプトが固まったら、それをお客様が実際に目にする場所――Instagramに反映させます。初めてお店を見る人にとっては、プロフィール文と固定ハイライト3枠、最初に並ぶ投稿が「お店の顔」になります。ここで何のお店か分からないと、そのまま離脱されてしまうため、新規アカウントほど作り込みが重要になります。
Viimoでは次の3点を整えました。
- プロフィール文 : 初めて見る人が一瞬で何のお店か分かる構成にした
- ハイライト : 来店前に確認したい情報がすぐ見つかる導線を作った
- 投稿・リール : 蜜が滴る瞬間、焼き窯の蒸気、手袋の上の断面など、Viimoでしか出せない画づくりに統一した
プロフィール画面を訪れた人が迷わず情報にたどり着け、発見タブやリールで初めて表示された人にも商品の魅力が一瞬で伝わる――この状態を作ったことで、フォロワーがゼロから数字が積み上がり始めました。
施策③Meta広告を含めた集客動線設計
Instagramの投稿だけでは、届く範囲に限界があります。新規アカウントでフォロワーがまだ少ない時期は、投稿だけに頼ると数字が積み上がるまで時間がかかります。そこでViimoでは、Meta広告(InstagramとFacebookに同時に出せる広告)を組み合わせ、来店できる人に直接届ける動線を作りました。
広告設計のポイントは次のとおりです。
- 配信エリアの絞り込み:Viimoの販売場所近辺に住む人を中心に配信し、来店できる人だけに届ける設計にした
- クリエイティブの転用:Instagram投稿で反応が良かったビジュアルをベースに広告クリエイティブを作り直し、投稿と広告のトーンを揃えた
投稿でフォロワーを増やす流れと、広告で来店候補に直接届ける流れが両輪で動いたことで、新規事業でも初月から手応えのある立ち上がり方ができました。
施策による効果
3つの柱を整えた結果、Viimoには次のような変化が出ました。
- Instagramのフォロワーが1ヶ月でゼロから6,500人達成
- 新規事業が初月から軌道に乗せることに成功
- 「愛媛の焼き芋」として、地元発の名物ブランドとして打ち出しに成功
投稿が「Viimoとはどんなブランドか」を伝え、広告が「今すぐ買いに行ける人」に届ける――この役割分担が両輪で動いたことで、新規事業ながら初月からブランド認知と新規集客の両方が動き出しました。
店舗様からの声

「いいものを作っている自信はあったのですが、どう伝えればいいかがわからなかった。自分たちでは気づけなかった『強み』を言葉にしてもらえたのが一番大きかった。」
商品力そのものではなく、伝え方の部分で悩んでいる――これは新規立ち上げ事業や地方の個人店が抱える、最も典型的な悩みです。LocaLinkではブランドの方向性を言葉にするところから一緒に整えることで、商品づくりのこだわりがそのままお客様に伝わる状態を作っています。
本事例から学べる3つのポイント
①ブランドコンセプトを言葉にする
商品にこだわりがあっても、それを言葉にできていなければ、お客様には「よくあるお店」としてしか見えません。素材の出どころ、作り方のこだわり、お店として大事にしていること――これらを短く伝わる言葉にまとめ直すことが、すべての発信の土台になります。コンセプトが固まれば、プロフィール文も投稿も同じ方向を向くため、お客様の頭に「このお店はこういうお店」とイメージが残りやすくなります。
②Instagramのプロフィールと投稿を整える
初めてお店を見る人にとって、プロフィール文とハイライト、最初に並ぶ投稿が「お店の顔」になります。何のお店か・どこで買えるかが一瞬で分かる構成にし、商品の魅力が画像だけで伝わる画づくりに統一する――これだけで、フォロワーがゼロの状態からでも数字が積み上がり始めます。新規アカウントほど、最初の作り込みが後の運用効率を大きく左右します。
③Meta広告を含めた集客動線を作る
投稿だけに頼ると数字が積み上がるまで時間がかかり、広告だけに頼るとお店の世界観が伝わらないまま消費されます。投稿で「お店の世界観」を伝え、広告で「来店できる人」に直接届ける――この役割分担を最初から作っておくと、新規事業でも初月から立ち上がり方が変わります。広告の着地先がInstagramのプロフィールになることを前提に、両方を揃えて整えるのがポイントです。
最後に
LocaLinkでは、全国100地域以上、総フォロワー210万人以上の地域インフルエンサーネットワークと、累計100店舗以上の支援実績をもとに、地域ビジネスに特化したInstagram集客支援を行っています。
本記事でご紹介した事例のように新規立ち上げで「いいものはあるのに広める手段がない」状態から、初月で軌道に乗せる立ち上がり方も支援可能です。
新規オープン予定の店舗様、既存店舗の集客を見直したい店舗様向けに、LocaLinkでは『支援実績40選』という資料をご用意しています。本資料では、本記事で触れた施策による売上推移や、成功要因を具体的な数値とともに解説しています。
あなたの状況に近い事例も見つかると思いますので、今後の集客の指針としてぜひご活用ください。
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